福岡県みやま市の病院を紹介するブログ

みやま市、福岡県の病院をご紹介します。

福岡県みやま市の病院:歯の健康について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

 

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/

◆運営サイト 株式会社豊田保険事務所
http://ytoyota.wix.com/toyota 
***********************************************

福岡県みやま市の病院:歯の健康について

 

40歳以降に歯を失う原因の90%が、歯周病と言われています。歯の手入れをよく行うことで、年をとっても健康な歯を保つことができます。あなたの歯の健康度をチェックしてみてください。

 

□歯ぐきがムズムズしてかゆい。
歯垢プラーク)や歯石がたまっている。
□歯を磨くと歯ぐきから血が出る。
□朝起きたとき、口の中がねばねばして不快である。
□歯ぐきを押すと血や膿が出る。
□口が臭いと人に言われたり、自分で感じたりする。
□歯ぐきの色が赤黒い。歯ぐきが腫れている。
□歯の間に食べものがはさまりやすい。
□歯を押すとぐらぐらする。
□歯ぐきが下がって歯が長くなったように感じる。

 

▶このような症状があったら歯周病の可能性があります。歯科医の診療を受けましょう。

 

生活習慣を見直して歯の健康づくりを

歯周病やむし歯は、食事や歯磨き、疲労、喫煙などの生活習慣と密接にかかわり合っています。
生活習慣を見直して大切な歯を守りましょう。

 

歯を守る生活習慣

1.毎食後ていねいに歯を磨き歯垢をとりましょう
2.定期的に歯科検診を受けましょう
3.自覚症状があれば、早めに歯科医を受診しましょう
4.過労を避けて生活リズムを整え、ストレスを解消しましょう
5.よく噛み、歯ぐきに刺激を与えることで、歯ぐきをひき締めましょう
6.食物繊維を豊富に含む食品を積極的に食べて、口の中を清掃しましょう
7.栄養バランスの良い食事で、たんぱく質、ビタミンA・C・D、カルシウム、リンなどの栄養素をしっかりとり、歯を強くしましょう
8.タバコはやめましょう

福岡県みやま市の病院:食中毒について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

 

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************


福岡県みやま市の病院:食中毒について

 

梅雨から夏にかけて発生しやすい食中毒
食中毒の主な原因である細菌は、気候が暖かく、湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が活発になります。
とりわけ、食肉に付着しやすい「腸管出血性大腸菌O-157O-111など)」や「カンピロバクター」、食肉のほか卵にも付着する「サルモネラ」による食中毒の発生件数が目立ちます。
食中毒症状は主に腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などですが、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡したりする例もあります。

 

知っておきたい食中毒予防の3原則
食中毒は家庭で発生することも珍しくありません。特に肉や魚には、食中毒の原因となる菌やウイルスがいることを前提として考え、その取り扱いに気を付けましょう。厚生労働省では、「食中毒菌を『つけない』『増やさない』『やっつける』」を食中毒予防の3原則として掲げています。

 

1.「つけない」…洗う・分ける
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないよう、こまめに手を洗いましょう。
包丁やまな板など、肉や魚などを扱った調理器具は使用するごとに洗剤で洗い、できるだけ殺菌するようにします。
また、肉や魚の汁が他の食品に付着しないよう、保存や調理時に注意が必要です。

 

2.「増やさない」…低温で保存する
細菌の多くは10℃以下で増殖のペースがゆっくりとなり、マイナス15℃以下で増殖が停止します
。肉や魚、野菜などの生鮮食品は購入後、すみやかに冷蔵庫に入れてください。
また、庫内の温度上昇を防ぐため、冷蔵庫のドアを頻繁に開けることや食品の詰め込み過ぎはやめましょう。

 

3.「やっつける」…加熱・殺菌処理
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するので、しっかり加熱して食べましょう。
また、肉や魚、卵などを扱った調理器具は洗って熱湯をかけるか台所用殺菌剤を使って殺菌しましょう。

 

実践しよう!家庭で食中毒を防ぐ6つのポイント

食品の購入から調理、食べるまでの過程において、常に食中毒のリスクがつきまとうものです。
この間に食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」を実践する具体的な方法を、厚生労働省では6つのポイントに分けて推奨しています。

 

1.買い物
◦持ち歩く時間を減らすため、肉や魚、野菜などの生鮮食品を買う順番は最後にする
◦消費期限などを確認し、購入する
◦肉汁や魚などの水分がもれないようポリ袋にいれ、氷や保冷剤等をあてる

 

2.家庭での保存
◦要冷蔵、要冷凍など温度管理が必要なものは帰宅後すみやかに冷蔵庫・冷凍庫に保存する
◦肉や魚は他の食品に肉汁などがかからないようビニール袋や容器に入れる
◦肉、魚、卵などを取り扱うときは、取り扱いの前後に必ず手指を洗う
◦冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保ち、詰め込み過ぎない

 

3.下準備
◦調理前に石けんで丁寧に手を洗う
◦ラップしてある野菜やカット野菜もよく洗う
◦肉、魚、卵を触ったら手を洗う
◦冷凍食品は自然解凍を避け、使う分だけを冷蔵庫や電子レンジで解凍する
◦使用後のふきん・タオルは熱湯で煮沸し、しっかり乾燥させる
◦使用後の調理器具はよく洗い、熱湯をかけて殺菌する

 

4.調理
◦調理の前に手を洗う
◦肉や魚は中心部を75℃で1分間以上加熱する

 

5.食事
◦食べる前に石けんで手を洗う
◦清潔な食器を使う
◦作った料理は室温に放置せず、すぐに食べるか、冷蔵庫に保存する(O157は室温でも15分から20分で2倍に増殖)

 

6.残った食品
◦残った食品を扱う前に手を洗ってから、清潔な容器に保存する
◦温め直すときも加熱は十分に。味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱する
◦時間が経ちすぎたもの、少しでもあやしいものは捨てる

 

お弁当の食中毒対策も忘れずに!

•清潔な容器を使う。パッキンは汚れやすいため、容器からはずして洗う
•おにぎりは素手で握らずにラップを使って
•おかずの残りを利用するときは、しっかり再加熱してから
•梅干や酢など抗菌効果のある食材を活用する
•水分が多いと細菌が増殖しやすいため、水気をよく切る
•ごはんやおかずは、よく冷ましてから別々に詰める
•長時間持ち歩く時は保冷剤を活用する
•車の中や日の当たる場所ではクーラーボックスに入れる

 

バーベキューや焼き肉を安全に楽しもう

•食肉は購入してから調理するまで10℃以下の低温で保存する
内臓や食肉は十分に加熱し、生食は避ける
•生肉をさわったら手をよく洗う
•生肉を扱ったトングや箸は食べるときに使わない
•生肉を切った包丁やまな板はよく洗う

 

こんな症状が出たら早めに受診を

多くの食中毒症状は、細菌・ウイルスが体内に入った1~2日後に起こりますが、細菌の種類によって食後30分程度で起こったり、逆に1週間ほどたってから起こる場合もあります。
嘔吐や下痢など、食中毒と思われる症状が見られたら早めに受診しましょう。

 

食品の工夫でできる食中毒対策

ワサビやショウガ、ミョウガといった薬味野菜の辛味成分や、ネギやニンニク、タマネギに含まれる硫化アリルには殺菌作用があります。
また、梅干しや食用酢も高い防腐・殺菌作用を持つため、料理に意識的に取り入れましょう。
また、食物繊維を多く含むキノコ類や豆類、海藻類のほか、乳酸菌が豊富なヨーグルトや納豆などで、腸内環境を整え免疫力を付けることも食中毒予防につながりますので、積極的に食べましょう。
腸内細菌のバランスを保つことで、細菌やウイルスから体を守る免疫細胞の活動が高まります。
また、豚肉などに含まれるビタミンB群は、免疫力や抵抗力アップをサポートしてくれます。

 

福岡県みやま市の病院:よい睡眠について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************

福岡県みやま市の病院:よい睡眠について

●よい睡眠とは?

朝の目覚めがよいかどうかで、睡眠の質がわかります。
その一方で睡眠時間は、一人ひとりの目安となります。
なぜなら睡眠時間には、遺伝子レベルで個人差があり、短いタイプ(ショートスリーパー)と長いタイプ(ロングスリーパー)があるからです。
むしろ、8時間眠らないとダメと思いこむことが睡眠不足への不安となり、不眠症を作ることにもなります。 
何時間眠れたかよりも、朝の気持ちよい目覚めによって「よい睡眠」かどうかがわかるといえるでしょう。

●さて、どんな時に眠れないのでしょう。
               
1.環境要因
車の音やアパートの騒音、室温や湿度、寝具(枕の高さや布団の固さ、清潔さ)、照明など、日常の環境要因で眠れないことがよくあります。
環境に慣れていくこともしばしば・・・情緒的に落ち着かないときは普段は気にならない環境に敏感になりがちですから、要注意です。

2.不安や心配ごと
心配事が沸いてきて、寝付けないことがあります。
ほとんどは一時的なことですのでたいていの場合は数日で眠れるようになります。

3.病気が原因
ぜんそくや、夜間のかゆみ、痛みが有る場合、また、糖尿病などの生活習慣病でも不眠が起こることが有ります。
主治医によく相談しましょう。

4.ストレス
現代は「ストレス社会」、特に対人関係で生じるストレスは、精神疲労を起こしやすく、徐々に心を病んでしまうことがあります。
ストレスを避けることよりうまく付き合っていくことができるとよいでしょう。
数週間不眠が続く場合は専門医に相談することが解決の近道の場合もあります。 

5.心の病
うつ病うつ状態、不安神経症、幻覚や幻聴を伴う統合失調症などの初期症状に、数週間の不眠が現れることがあります。
夜中に中途で目覚めたり、朝かなり早い時刻に目が覚めてしまうのが特徴です。
専門の精神科への受診が必要です。

6.その他
寝る前のコーヒーやタバコなどの嗜好品、パソコンやテレビなどの視覚刺激は寝付きを妨げますからやめましょう。
また、寝る前の睡眠薬かわりの飲酒は、熟眠を妨げ睡眠の質が悪くなり疲れがとれにくいためやめましょう。
不規則な勤務の場合はとても難しいですが、できるだけ同じ時刻に床につくよう整えましょう。

●対策は、よい生活習慣と早めの受診です。

•規則正しい生活リズムを心がけましょう
•適度な運動(週に1回以上は30分以上汗をかきましょう) 
•食事は3食とり、主食・主菜・副菜とバランスをそろえ、腹八分目食にしましょう
•ストレスコントロールを心がけ、上手に気分転換をしましょう
•昼休みの5分睡眠は、午後の活力になりますのでお勧めです
•身体や心の病気が原因にある場合は、早期に受診し治療を継続しましょう

 

福岡県みやま市の病院:たばこと健康について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************

福岡県みやま市の病院:たばこと健康について

喫煙は、がん、循環器疾患などの生活習慣病の重要な危険因子であり、喫煙者だけでなく、周りの非喫煙者の健康にも影響を及ぼします。

世界保健機関(WHO)は毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定め、禁煙を呼びかけています。

これを機会に喫煙が健康に及ぼす影響について考え、自分と周囲の人の健康を守るため、禁煙に取り組んでみませんか。

禁煙を継続するための6つのコツ

1.タバコの害について自分なりのイメージをもつ

2.禁煙しようと思った理由や禁煙中の努力を思い浮かべる

3.禁煙して良かったことを考える

4.気楽な気持ちで禁煙を続ける

5.禁煙できたことに自信をもつ

6.まわりの人に禁煙を勧める

 

 

福岡県みやま市の病院:7つの生活習慣について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************

福岡県みやま市の病院:7つの生活習慣について

 

「ブレスローの7つの生活習慣」は、ブレスロー博士が生活習慣と健康度の関係を調査し、健康度と有意に関連しているとした7つの健康習慣です。
たった7つの生活習慣を守ることによって、病気の予防、健康の保持増進になるのかと、多くの人は疑問に思われるかもしれませんが、調査すると病気の予防、長生きにまで影響しているということが分かっています。

いくつの生活習慣を守っていますか?確認してみましょう。

1 適正な睡眠をとる
睡眠不足は、最初に肌に現れる!
睡眠は、高血圧や糖尿病、肥満と関係することも分かってきました。
生活習慣病の予防は、老化を遅らせることにつながります。

2 喫煙をしない
たばこは美容の大敵!
たばこを吸うと血管が収縮して血行が悪くなるだけでなく、ビタミンCも消費してしまうため、肌荒れやシミ、そばかすが増えることにも影響します。
また、ヤニが歯に沈着したり、歯肉炎も引き起こします。

3 適正体重を維持する
肥満、やせ過ぎは体の不調の原因!
肥満は生活習慣病の元になるだけでなく、腰痛や膝関節痛、睡眠時無呼吸症候群などにも関係しています。
やせ過ぎは、肌荒れ、脱毛、貧血、冷えなどの症状を引き起こします。
さらに、若い時のやせ過ぎが骨粗しょう症の原因にもなります。
若い女性や妊婦のやせ過ぎは、子どもの将来の生活習慣病のリスクを高めるとの見方もあります。

4 過度の飲酒をしない
内臓脂肪の増加につながる!
特に女性は、男性の半分の飲酒量で、肝臓や膵臓に影響が出ます。

5 定期的に運動をする
筋力を鍛えよう!
全身持久力を維持するためにウォーキングなどの有酸素運動、体を支えるための筋力(大腿四頭筋、お尻の大臀筋、腹筋、背筋など)を鍛えるための筋トレ、柔軟性を高めるためのストレッチを組み合わせて。

6 朝食を毎日とる
朝食のエネルギーで一日のスタートを!
エネルギーが空のままでは頭も体も動きません。
元気な一日のスタートは、朝食をとることから始まります。

7 間食をしない
食べるときには、心と体の潤いを考えて!
ホッとした時に甘いもの…美味しいですね。
どうしても間食をしたい時には、一日の食事で不足しがちなカルシウムや食物繊維がとれるように、ヨーグルト製品、果物がお勧めです。

 

福岡県みやま市の病院:メタボリックシンドロームを防ぐ食事について

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************

福岡県みやま市の病院:メタボリックシンドロームを防ぐ食事について

 

3~6ヵ月で体重の5%を減量する目標を達成するには、食事で摂取するエネルギーを運動で消費するエネルギー以下にすることが基本です。
食事を減らしても栄養バランスをくずさないようにし、早食い・間食・夜食などの内臓脂肪をためる食習慣を改めましょう。

日本ではメタボリックシンドロームに伴う肥満の多くが軽度~中等度(BMI25以上30未満)です。
その改善には、1日の摂取エネルギーが1200~1800Kcal程度の、比較的軽い食事制限を行います。
これに運動療法を組み合わせて3~6ヵ月のうちに、当初の体重の5%減量を目指して進めます。

たとえば体重80kgの人なら、その5%の4kgを3~6ヵ月で減量することを目標とします。
6ヵ月で行うとすれば1ヵ月に600~700gの減量になります。
脂肪組織をこれだけ減らすには、1ヵ月で摂取エネルギーを消費エネルギーより4000~5000Kcal少なくしなくてはなりませんが、1日にすると150~200Kcalということになります。
1日の消費エネルギーは通常、男性2200~2000Kcal、女性2000~1800Kcal前後ですから、摂取エネルギーをそこから10%ほど減らせばいいのです。

減量のために食事量を減らすとき気をつけていただきたいのは、必要な栄養素が不足しないように栄養バランスを考えることです。
そのためには食事バランスガイドなどが参考になります。

もう一つ注意していただきたいのは、肥満や内臓脂肪蓄積につながりやすい食習慣をしてはいないかです。
次のようなことがあったら、ぜひ改めてください。


1.朝食を抜くなど不規則な食事 → 1日3食規則正しく
2.おなかいっぱい満足するまで食べる → 腹八分目といわず腹七分目で切り上げる
3.早食いである → よく噛んで、ゆっくり食べる
4.寝る前に食事や飲酒をする → 床につく前3時間は飲食をしない
5.よく間食をする → おやつは時間と量をきちんと決める

 

• e-ヘルスネット
 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

 

福岡県みやま市の病院:低体重児出産のメタボリックシンドロームのリスクについて

あなたのご自宅の近くの病院を無料でご紹介します。

詳しくはコチラです。
◆福岡県病院検索どっとこむ
http://www.kensakuinfo.net/doctor_net/
***********************************************

福岡県みやま市の病院:低体重児出産のメタボリックシンドロームのリスクについて

子どもの誕生時の出生体重が低い場合、成人になってからメタボリックシンドロームを発症する危険性が高くなります。
そのため妊娠期また妊娠前から低出生体重児出産のリスクを防ぐ生活習慣をもつことが重要視されています。

以前は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の発生を防ぐために、妊婦の肥満のリスクを極力減らす対策が重視されていました。のため子どもは「小さく産んで大きく育てる」のがよいとされ、妊婦の体重管理指導が厳しく行われてきました。
しかし近年では若い女性を中心としたダイエット志向の高まりや妊娠期の過度の体重制限から、胎児の健康的な発育に必要な栄養が確保できず、結果として出生体重が2,500g未満の「低出生体重児」が誕生するケースが増えています。

低出生体重児として生まれると、成人になってメタボリックシンドロームを発症する危険性が高まることが指摘されています。
英国のバーカー教授らは、低体重児として生まれた子どもは大人になってから高血圧・2型糖尿病脂質異常症などに罹患する確率が高くなるという調査結果を発表しました。
また別の調査では、第2次世界大戦末期のオランダで飢饉により低出生体重で生まれた子が、成人期に肥満や耐糖能異常を発症しやすくなったという報告もあります。
こうした研究結果からも現在では、生まれてくる子のメタボリックシンドロームを防ぐためには、妊娠期また妊娠前から適正な食事量と栄養のバランスを確保することが必要であると考えられるようになりました。

特に近年では20~30代女性の低体重(やせ)化が問題になっています。
これは日本だけにみられる特徴的な現象です。
2011年の国民健康・栄養調査(厚生労働省)では、20代の21.9%、30代の13.4%の女性が低体重(BMI18.5未満)であり、ここ約20~30年間で急速に増加しています。
こうした低体重の女性は、将来妊娠すると母体が胎児の発育に必要な栄養状態を維持することが難しく、低出生体重児を出産する可能性が高くなります。
標準体重の女性でも妊娠中の体重増加量が7kg未満となると低出生体重児を出産するリスクが高まりますが、ある調査ではBMI19.5未満の妊婦の場合は10kgまで体重が増えても低出生体重児の出生割合が非常に高いことが分かりました。
そのため将来出産を希望する女性は、過度のダイエットに注意し、また妊娠後は産婦人科医の指導のもと、適度な体重増加を目指していく必要があります。

逆に肥満傾向のある妊婦(BMI25.0以上)は、妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群を発症するリスクが高まり、やはり低出生体重児を出産する可能性が高まります。

こうした状況からも将来出産をする予定のある女性は、妊娠前から適正な体重を保ち、適度な食事量と栄養のバランスを守って、生まれてくる子のメタボリックシンドロームを防ぐ生活習慣を心がける必要があります。

• e-ヘルスネット
 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/