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福岡県みやま市の病院:冬場に適した運動のしかたについて

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福岡県みやま市の病院:冬場に適した運動のしかたについて

 

学生時代、冬の体育といえばマラソンでした。今思えば、こんなに寒い中でいきなりマラソンをするなんて考えられませんよね。学生時代はまだ日頃からカラダを動かす機会が多かったので何とかなっても、日頃まったく運動しなくなった今、気温の低い冬に激しい運動をするのは様々な危険が伴ってしまいます。今回は、冬に運動する際の注意点や、冬に適した運動の仕方などについてご紹介していきたいと思います。
 
■ 暖かい部屋から急に寒い外へ出ると血圧が上がる!
暖かい家の中から、急に冬の外へ出ると、脳卒中心不全心筋梗塞などを起こすことがあります。サウナから出てすぐに水風呂に浸かるのも同じことですね。暖かいところにいるときは、血管が拡張していて血液がサラサラと流れているのですが、急に寒いところに出ると筋肉が緊張して硬くなり、血管を圧迫するため血管は縮んでしまいます。その縮んだ血管を流れようとする血液の圧力が高まり、血圧が急激に上がります。このように急激に血圧が上がると、血液が流れにくくなり、脳や心臓などの臓器への負担が高くなります。最悪の場合、血管がつまり脳卒中心不全心筋梗塞など、死につながることもあります。では、そうならないためには、どのような予防策があるのでしょうか。
 
■ 運動前には、まず身体を慣らそう
これは季節に関係なくどんなときでも同じことが言えます。準備運動をしないで急に激しい運動をすると、筋肉や心肺機能などへの負担が大きくなるからです。冬場は特に準備運動が大切ですが、それより先にまずは身体を「寒さに慣らす」ことからはじめましょう。どうせ汗をかくから…と、はじめから薄着で外に出るのはとっても危険です。まずは暖かい格好で気温差をできるだけ軽減し、準備運動やゆっくり歩くなど、徐々に身体を温めるようにしましょう。こうしてまずはカラダを寒さに慣らすことが重要です。また、運動に限らず、冬場は衣服にも注意が必要です。体温調節がきちんとできるように、着脱しやすいものを選ぶようにしましょう。例えば、運動をして汗をかいたときに、そのまま汗を吸った服を着ていると、身体から汗が引いても湿った服を着ていることになり、風邪をひいてしまうこともあります。運動して汗をかいたり暑くなったときには、何枚か服を脱ぎ、身体が冷える前には、また厚着ができるよう重ね着するようにしましょう。
 
■ 冬に適した運動は、やっぱり走ること!
特に身体に異常がない場合は、冬場は汗をかく量も少ないため、夏場に比べて楽に運動ができます。スキーやスケートなどのウィンタースポーツを別にすると、やはり冬場は、陸上の特に走る運動が適しているようです。学生のころ、冬場の体育の時間はマラソンだったのは、やっぱり冬に適した運動だったからなんですね。一方、有酸素運動の一種、サイクリングなどは逆に冬場は避けたほうがよさそうです。サイクリングも長く続けていれば、身体は温まってきますが、スピードがある分、冷たい風にあたる時間も長くなります。もし、どうしてもサイクリングを…という場合は、しっかり身体を温めてからはじめるようにしましょう。冬場に運動をはじめる前には、まずストレッチ。それから準備運動をして、その後に今からはじめるつもりの主運動を軽く行ってください。これらの準備運動には最低10分~15分くらいの時間を使うようにしましょう。

 

寒い冬場にはウォームアップは欠かせません。面倒だとか大丈夫だとか軽く考えて省いたりしないように注意しましょう。健康のために運動をするつもりが、逆効果に…なんてことがないように、念入りにウォームアップをして身体を温め、十分に筋肉をほぐしてから、運動するようにしましょう。